EF66形100番代『サメ』

EF66といえばイメージするのがかつて東海道本線山陽本線を走っていた寝台特急ブルートレインだろう。

国鉄時代に製造されたブルートレイン牽引の0番代をベースに、車体をモデルチェンジして民営化後にJR貨物が造ったのがこの100番代である。

性能的には0番代と同じで最高速度は110km/hで出力は3900KW。EF58の2倍、EF65の1·5倍の出力だ。

流線形っぽい丸みを帯びた全面形状と車体の塗り分けがサメに似ていることから、いつしかファンの間では『サメ』と呼ばれるようになる。

そんなサメも製造後30年が経過し、去年から老朽化による廃車と、EF210形300番代への置き換えが進んでいる。

サメが充当される貨物列車も少なくなってきた。

これも今のうちに撮っておきたい。