青猫さんトルクカム交換


名車と言われ、人気が高いPCX。しかし、初期車jf28には欠点があった。

これは『加速の谷』と呼ばれるもので、騒音規制をクリアするために50km/h〜60km/h付近での加速力が弱いというものだ。

平坦地ではあまり気にならないが、登り坂ではこの速度域でもたついて加速が悪さにいらつく事も。

この問題を解決するためには、駆動部分の車輪側プーリーのトルクカムいう部品を交換すればよいということで。大学時代からの友達がやってくれた。

彼は早速、必要な部品と特殊工具を買い揃えてくれた。特にスクーターの駆動部分のメンテナンスのうち、プーリーの着脱には共回り防ぐためのホルダーは必須だ。

これはあらゆる車種に対応でき、非常に使い勝手が良い。後に自分で駆動部分のカスタムをする際にも非常に役に立った。

首尾よく駆動部分のカバーを外してパーツごとにばらしていく。プーリーのボルトにマーカーで印を付けて、後で組み上げた時のボルトの締め付け位置の参考にする。

彼は内部をパーツクリーナーで洗浄してピッカピカにしてくれた。

車輪側プーリーを分解してタイ製トルクカムに交換。元通りに組み上げる。

早速テスト走行。

見事なまでに加速の谷は解消されてスムーズな加速を実現。

親友よ! ありがとう!

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