PCX125との出会い。

#バイク屋#jコスパ#j鈴鹿サーキット#国道19号線#開田高原

PCXに乗り始めてもうかれこれ5年、走行距離は約17000kmになる。一応、免許は中免持ちだけど、機動力とコスパ面から125ccに乗ることは当初から決めていたものの、車種の選定には多少の紆余曲折があった。

免許取ってからしばらくの間はそれまでの原付に乗りながら、あちこちのバイク屋を見て回ったり、試乗したりと自分に合った車種を探していた。どれも良かったが。いまいち納得のいくものに出会えなかった。

アドレスやシグナスは取り回しは良いものの、長距離は疲れそうだし、コスパ最強のカブはその当時、悪名高き某C国製、グロムはかっこいいけど普段乗りには向かなそうだし。

そうこうしているうちに友達から鈴鹿サーキットの8時間耐久レースの予選見に行かないかと誘われてPCXをレンタルしたのが最初の乗車だった。

原付二種とは思えない程の高速性能と安定性と快適さ。クルマがビュンビュン飛ばす国道23号線バイパスでも煽られることもなく足並みを揃えられる。

すっかり気に入ってしまい、この時点で候補はPCX1本に絞られた。

しかし車両価格が新車で32万と少々お高い。状態の良い中古を狙うことにしたが、購入にあたってもうひとつ気になる事があった。

鈴鹿へのツーリングは平地で平坦な道だったが、急坂だらけの山間部や峠道での性能は如何に? ということだった。

出力が11ps(9kW)と原付二種スクーターでは最高レベルとはいえ、車重は130kgと重く、発進時の
加速が劣る点だ。平地では気にならなくても急坂ではどうなのか? 

その疑問を解消すべく再びレンタルで2014年式のjf56を借りて信州木曽、開田高原までツーリングしてみた。

結果は国道19号線では期待していた以上の性能を見せつけられた。

速い速い!

確かにものすごく急な坂では多少もたついてもそれは他の原付二種や車も同じこと。

しかも往復400km近く走った割には疲れない。

しかし驚いたのはその燃費性能の高さである。jf56では燃費が表示されるディスプレイがあり、カタログやパンフレットでは53km/L(平坦地で60km/h走行時)とありましたが、行きには上り坂が続くにもかかわらずずっと49km/Lを示していたが、気になるのは下り坂が続く帰りの燃費だった。ディスプレイはずっと53km/Lを示しっ放しだけど、アクセルの軽さと燃料の減り具合からどうももっと良さそうだと思って計算してビックリ

何と60km/L❕

後に私のバイク友達はそれを聞いて悔しがり、自分のWAVE(カブ)の点火プラグの交換周期を3000kmに1回にし、エンジンオイルも上質のものを入れて急加速、急発進を避けて経済運転に徹して63km/Lを記録。

やったーっ! 勝ったぞ!

その時の彼の喜びようはうといったら。

話が脱線したが、この試験運転ツーリングの結果に大変満足してここで買うと決めた。

良い車体はないものかとインターネットで中古車情報をチェクしていたら家にわりと近いバイク屋に走行距離1300km程の、殆ど新車に近い2012年式のjf28が25万であることが判明。

そして店に急行して更に驚いた。

ミラー、マフラー、ステップなどは前のオーナーによってカスタムされたとみえて凄くかっこいい。

本当にいいんですか!?

私は目を疑った。

そして即決で購入。

とにかくその時は感無量でめっちゃ嬉しくていっぱい乗り回した。

それが私と青猫との出会いの物語です。


ツーリングやカスタム、メンテナンスの話もぼちぼちアップしていきますので乞うご期待。