青猫ダムめぐりツーリング 木曽川 関西電力 大井ダム
電力王 福沢桃介が造った 重力式コンクリートダム
雄大な木曽川中流域恵那峡、切り立った岩肌と深い峡谷の中に突如として現れる巨大な大井ダム。
1924(大正13)年、関西電力の前身である大同電力の社長、福沢桃介によって造られた重力式コンクリートダムである。
堤体の高さは約53m
堤頂長 約276m
堤体積 151753立方メートル
湛水面積 141ha
総貯水容量29400000立方メートル
利用目的 発電
発電所
新大井発電所 1983年 32000KW
下流側から見た大井ダムと東雲橋
台風後の増水で洪水吐きから怒涛のような水が流れ落ちる。2021年9月撮影。
竣功当時から稼働している大井発電所
発電量52000KW/h。ここには写っていないがこの奥に新大井発電所がある。
ダム上流側から
ダム天端
フェンス内は立入禁止だが通路は通行可
ここから天端の上を歩くことができる
レトロな照明
恐らく竣功当時からのものだと思われる。
上流側に見える恵那峡大橋
右岸側にある恵那峡ワンダーランドに通じる橋
かつて、この橋の手前に恵那峡ロープウェイがあった。
ダム下流側 凄い赤さび
鉄細菌によるものらしい。
ダム天端部から見た大井発電所
ダム天端部から見た東雲大橋(上)と東雲橋(下)